ピアノの音色について 打鍵速度とダンパー

今回の俺がした質問は、
「鍵盤の弾き方はいろいろあるが、実際にそれぞれの弾き方で音色は変わっているのかどうか」ということをふと疑問に思ったからです。

自分の質問を見ながら軽く書くと、

家のアップライトピアノの中の構造を見たところ、
鍵盤を押すとダンパーが離れると同時にハンマーが弦を叩いて音を出すという具合でした。

まず音の出る仕組みですね。構造の面。

そこから考えられる音のでるパターンを考察。
まずダンパーペダルを踏んでいない場合について。
ダンパーが離れているうちはもちろん音は出るが、
鍵盤から手を放すと、弦を再び押さえ、音が消える。
ということは、ダンパーが離れている間の
・ハンマーが弦に触れている状態
もしくは、
・ハンマーが弦から離れている状態
の二通りしか音が変わる要素はないんじゃないだろうか?と思いました。

(また、鍵盤を押す力の入れ具合で、打鍵後のハンマーの位置は変えることができましたが、
これは弦にハンマーが触れた後なので恐らく音色には影響はないでしょう。)

次に、ダンパーペダルを踏んでいる場合について。
この場合、ダンパーが離れっぱなしなので音は出続けますが、
結局はハンマーが弦に触れているか否か、しか音が変わる要素がない

と俺は考えました。

しかし、俺が行っているレッスンでも、
例えば、鍵盤を前に押すように弾くことで、音に深みが出る というようなことは教えていただきました。
鍵盤の押さえかたで音色の変化がもし出るのであれば、
その押さえかたが音を実際に出す弦の振動に関わってくるはず。

というのが今回の質問でした。(まあだいぶ前ですが)

それに対する回答は
俺の言うことは確かにもっともだが、
タッチによって音が変ると言うのも事実ということ。

音の変化自体は極微量な違いだそうです。
そして、音の強弱によっても音色は変る。
何故なら、ハンマーの弦の「食い込み度合いが違う」、(打弦ポイントが変る)と言うことで音も変る そうです。

演奏家はそれらすべてを熟知しており極僅かな音の響き具合を演奏に生かしてるみたいですね

更に打鍵速度についても聞いてみました。

鍵盤を弾く方法は、打鍵速度を変えるための方法、ということになるのでしょうか?
例えば前に押すように弾くのと、後ろに引くように弾くのだと、
仮に打鍵速度が同じだとすれば、出てくる音色は一緒になるのでしょうか。

と質問したところ、

その場合はおっしゃるとおりだと思います。
しかし、演奏者は自分の間隔を持って増すので、音が違うと思い込んでるのです。
この場合でもペダルの踏み具合では音を変えることができます。
ダンパーの係り具合を強くするとか甘くするとかで共鳴が変ってきます。
強目にダンパーをかけた場合は、止音しにくい波長の長い音が取り多く残りますし、弱めに効かせるうと申すこと高い音を残すことができます。
この残った音が共鳴して響きが変って聞こえます。

と回答していただきました。

ちょっと今回は自分の過去の質問を引用しつつ書いたので少し文章がおかしくなっている部分があるかもしれません。すみません

他にも何人かの方が質問に答えてくれました

とりあえずピアノの音色一つでもかなり奥が深いみたいです。
詳しく書いていくと一冊の本にもなる、と答えた回答者もいました。

何か趣味を一つをとってみたとしても、どの趣味もやっぱり奥深くまで進んで行ったらどこまでも行けるってことですね!
それにしても音楽は楽しい^^

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