5.1  コードネーム、コードトーン、コードフォーム

コードは基になる音に3度と5度や7度のハーモニーを乗せて和音にしたもののことを言います
このとき、ハーモニーを乗せる基の音のことをルートといいます。
ルートの部分はとりあえずCとしていますが、どのルートが来ても同じです

今回取り扱うコード
Cメジャーコード、Cmマイナーコード、Cdimディミニッシュコード
Cmaj7メジャーセブンスコード、Cm7マイナーセブンスコード、C7セブンスコード
Cm7(♭5)マイナーセブンスフラットファイブコード

ギターの場合はコードフォームを覚えると平行移動して異なるコードを弾くことができますが、このときコードを押さえたとき、どの指がルートから見て何度の音を押さえているか、ということを覚えてください
というのも、コードに合ったメロディーを弾くときに、スケール上の音を弾けば確かに音は外してないのですが、
実はスケールの中には「アヴォイド・ノート」というテンションノートになれない音があり、これをロングトーンで使ってしまうと間違っているような雰囲気が出てしまいます
こういったことの土台として今の時点から意識するようにしてください
(テンションについてはまた今後の講習会で触れます。綺麗な響きにならない音があるということだけ覚えておいてください)

また、コードフォームがいろいろありますが、現時点ではトップノートが違ってくるということだけ頭に入れておいてれば大丈夫です
他にもコードトーンに沿っていればいろいろなコードフォームが作ることができますが、よくでてくるものだけここでは紹介しておきます

注意
現時点ではルート音が一番低い音になるフォームを紹介しています
例えば、下の図はよく知っているCコードですが、6弦の開放弦を弾いても長3度の音なのでコードトーンとして考えることができますが、こういう風にルート音の下に他のコードトーンがくるものは「転回形」としてまた話が変わってくるので、現時点では最低音にルートが来るということを意識してください

転回形とはようするに分数コードのようなやつです
C/GやC/Eなんかがそれに当てはまります

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。

CAPTCHA